株の初心者が失敗しないために知っておきたい3つの必須事項

株の初心者が失敗しないために知っておきたい3つの必須事項

これから株式投資を始めようと思っている方、多いのではないでしょうか?
そんな方々のために、初心者が絶対にやってはいけないことをお伝えします。

まずはこの3つを抑えて、失敗しない株式投資への道を歩んでくださいね★

初心者が株で失敗する理由その1:有名投資家が言うままに買う

初心者のうちは、どの株を買えばいいのか分からないことが多いですよね。こんなときは、人のおすすめをそのまま買ってしまいたくなることがあるでしょう。しかし、これは危険なのです。

株は買いと売りがセットです。株価が上がっている銘柄を良いタイミングで買うことができても、良いタイミングで売ることができなければ利益は出ません。むしろ損することも考えられます。他人の勧める株をよく知らないまま買ってしまっては、売りのタイミングが分かりません。初心者の人は特に損をしやすいでしょう。

また、有名投資家がSNSや無料のメールマガジンで買いを誘っている銘柄を買うことも大変危険です。
有名投資家は個人投資家の注目の的ですので、発信された銘柄は確かに急激に上昇します。しかし、その「値上がりする銘柄情報」は彼らのサービス(セミナー、メールマガジン)の有料会員に発信された後に、私たちに伝わってきたものです。よって、私たちが買うのは有料会員らが買った後になるので、既に上昇した後の高値で買うことになってしまいます。

急激に上昇した株は、利益確定のために売られることが多いため、急激に下落します。このように高値掴みした株が急激に下がることで、大きく損をしてしまうのです。

ちなみに、「有名投資家がどんな銘柄をどんな理由で買っているか」を知ることは勉強になるため、確認するのはおすすめです。

初心者が株で失敗する理由その2:保有銘柄の株価が下がったときに買い増しをする

保有している銘柄の株価が下落した場合に、買い増しすることをナンピンと言います。これは既に損してしまった銘柄を安値で買い直すことで、購入平均値を下げる手法です。一見すると合理的に思える手法ですが、実はこれも危険なのです。

本格的に下落し始めた銘柄は、保有者がこぞって手放します。よって、さらに下げ続ける傾向があるのです。それを手放さずに、買い増ししているとどんどん損が膨らんでしまうのです。

初心者が株で失敗する理由その3:信用取引に手を出す

株式投資には現物取引と信用取引があります。自分の資金です行うのが現物取引で、銀行からお金を借りて行うのが信用取引です。信用取引はカラ売りといって、株を買う前に売るということができます。その場合、高値のときにカラ売りをして、安値で買い戻すことができれば利益になります。

株式投資の資金が少ない方は、「信用取引で手っ取り早く儲けよう!」と思ってしまうかもしれません。しかし、これも初心者の方には絶対にやめてほしいのです。
仮に株式投資で大きく失敗するとします。現物取引では最悪の場合、資産が0になります。一方、信用取引の場合は損害が計り知れないのです。

「この株が下がる!」とカラ売りを行った後に株価が大きく上昇してしまうと、資産が0円になるだけでは済まず、借金を追うこともあります。株価はどんなに値下がりしても、0円になるだけですが、値上がりに上限はありません。これは、カラ売りをしたときの損害に上限がないということです。

株式投資は余剰資金で行うものであって、借金をしてまで行うものではありません。少なくとも初めは現物取引で慣れていきましょう。

株の初心者は、守りの姿勢で、確実に利益を積み上げていこう!

株式投資初心者の方が最も避けたいことは、大きく負けることです。
始めてすぐに大きく負けると、資金不足に陥ったり、精神的に大きなダメージを受けたりする可能性が高いです。株式投資を辞めざるを得なくなることもあるでしょう。
株式投資を続けていると、自分に合った方法がだんだん分かってきます。それまでの間は守りの姿勢で確実に慣れていきましょう!