みかんの皮(陳皮)を有効活用!みかんをお風呂に?みかん入浴剤のつくりかた
- 2018.04.11
- 健康

寒い冬はこたつでみかんが定番な感じですが、みかんで食べた後の皮をそのまま捨てるのももったいないですよね。
そこで、実は日本の食卓にはなじみ深いみかんの皮の使い方や、みかんの皮をつかったみかん風呂の魅力について紹介します。
せっかくのみかんの皮、ぜひ有効に使って体もこころもぽかぽかになりましょう。
みかんの基礎知識
日本に出回ってるみかんは温州(うんしゅう)みかんが有名。
日本を代表する果物と言っても過言ではないみかんですが、ハウス栽培が加わり、早いものは夏みかん、秋は早生みかん、冬は普通に収穫したものが出回りほぼ年中味わえる果物となっています。
漢方では陳皮(ちんぴ)と言って薬に利用されており、細かくきざんだものは七味とうがらしに使われ薬味としても重宝されています。
みかんの成分や健康効果は?
みかんの成分はビタミンCがたっぷり入っていて、1日に3個食べれば1日の成人のビタミンC量を摂取できます。
香りが食欲増進にもなりますし、みかんの袋の部分には食物繊維が豊富なので便秘にも効果があるので残さずたべるようにしましょう。
すっぱさの成分であるクエン酸は腸を活性化させ、ペクチンが動脈硬化や高血圧の予防に効果。
ビタミンAはお肌にうるおいを与えるので美肌にもいいので女性にもうれしいですね。
またみかんの皮に含まれるリモネンは保温作用があるのでお風呂におすすめで、クエン酸は体臭予防に、香りはテルペイドという精神安定の作用もありアロマ効果も期待できます。
みかんの皮の利用法は?
みかんはどこのスーパーでもたいてい置いてあり、食卓に上る機会も多いと思います。毎日食べることで免疫力、抵抗力を高めてくれますね。毎日食べれば、その分みかんの皮もたくさん出てくると思います。
みかんの皮は昔から風邪薬として珍重されています。
もし風邪をひいてしまった場合でもきざんだみかんの皮に砂糖を少し加えて1日3回飲むと軽い症状ならこれでよくなるそうです。
また、みかんの皮は干しておけば陳皮として使うことができるます。
食べた後のみかんの皮もとっておいて、ネットやお茶袋などに入れてお風呂に入れたり、スープやうどん、おかゆの香り付けや食欲増進に調味料としても活用できます。
せきやたんがひどい時は、陳皮を黒焼きにして粉末にしたものをハチミツと混ぜて服用したり有効に使いましょう。
みかんのお風呂の作り方
みかんの皮から出るリモネンには保温効果があって、体がとてもあたたまるのでぜひやってみていただきたい入浴法の一つです。
みかんの皮は無農薬ならそのまま使えますが、たいていワックスがかかってるのでしっかり洗ってから新聞紙やざるの上に並べて1週間~10日カサカサになるまで天日干ししましょう。
干したりするのが難しい方はキッチンペーパーの上にみかんの皮をのせて、両面を2分ずつくらい電子レンジでチンするやり方もあります。
お茶パックや布袋にみかんの皮を1回の入浴にみかん4~5個分を入れ、最初は厚めのお湯をはりしっかりみかんの成分を出すと、みかんのいい香りとお湯がほんのり黄色に変わってきます。
それから適温調節して入ります。
みかんのやさしい香りにつつまれると癒し効果も加わってリラックスバスタイムを満喫できます。
また、よもぎとまぜたりしても温浴効果が期待できますね。みかんには汚れを落とす作用があるので、お風呂掃除にもそのまま使えて便利です!
ただし、個人差はありますが赤ちゃんやお肌が弱い方等、みかんのピリピリした刺激を感じてしまうことがあるので、その場合は40度以下のぬるめのお湯にして入るか無理に使用しないようにしましょう。
みかんの皮に関連する商品
AIA(ガイヤ)エッセンシャルオイル オレンジ・スイート10ml【AEA】認定精油 1728円
これはオレンジですが、一時期認知症に効果があると言ってTVで取り上げられてから品薄状態になったオレンジの精油もお風呂に数滴たらして、精神安定やリラックス効果を高めるのもいいですね。
マスコット 五香粉 27g 356円
これは料理用ですが、スーパーでも見かけたこともあるこのスパイスにも陳皮が含まれてますが、こんな感じで手軽に料理に使ったりしてみかんパワーを取り入れるのもありですね。
みかんの皮のまとめ
いかかでしたでしょうか。
みかんおそるべし!あらためてこんなにすごい健康効果があったなんてって感じであなどれないですね!
私もみかんの皮をこんな感じで干してお風呂に入れて使ってますが、香りにも癒されますしホカホカが持続します。
やっぱり昔から伝わるもの、おばあちゃんが言ってたこととかってあってますよね。
みなさんも、みかんパワーをうまく取り入れて体をぽかぽかに!風邪をひかない健康ライフを送りましょう!
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