もう迷わない!積立NISAのおすすめ商品

もう迷わない!積立NISAのおすすめ商品

2018年から積立NISAがスタートしました。ぜひとも活用したいお得な制度ですが、どの商品を購入したらいいのか迷っているというも多いのではないでしょうか。そんな方々が自分に合った商品が選択できるよう、解説します。

積立NISAにはどんな商品があって、どれを選べばいいの?

投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドがありますが、積立NISAは長期保有が前提としてあるため、購入すべきは信託報酬の安いインデックスファンドです。
バランスを重視したいのであれば、インデックスファンドを複数購入すると良いでしょう。

そこで、おすすめの積立NISAに関する商品を厳選しました!

国内株式

eMAXIS Slim 国内株式インデックス
信託報酬0.17172%

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
信託報酬0.1944%

TOPIX連動型のインデックスファンドで最も信託報酬が低い2つです。両方とも大変人気の投資信託なので、どちらを選んでもかまいません。
eMAXIS Slimシリーズは信託報酬の見直しを他のファンドよりも頻繁に行っていますので、期待の意味もこめてeMAXIS Slim 国内株式インデックスにするのも良いでしょう。

先進国株式

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
信託報酬0.20412%
(2018年1月30日から0.11826%に変更)

信託報酬の安さにこだわるeMAXIS Slimシリーズです。先進国株式インデックスには他に人気の2つのファンドがあります。
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.20412%)
・iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)(信託報酬0.2052%)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスはこの2つの投資信託と並んでいたのですが、信託報酬が2018年1月30日から引き下げるという発表があったため、現在は一人勝ち状態です。

新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
信託報酬0.2052%

またもやeMAXIS Slimシリーズです。こちらも2017年12月13日に信託報酬を0.36612%から大幅に引き下げています。
新興国株式で人気のiFree 新興国株式インデックスの信託報酬0.3672%から大きく引き離しました。

全世界株式

楽天・全世界株式インデックス・ファンド
信託報酬0.2396%程度

2017年9月から開始された投資信託です。それまで、全世界株式インデックスといえば信託報酬0.5%以上かかるのが普通でした。
信託報酬の安さと1つで世界中の株式に投資できる手軽さから、個人投資家ブロガー選ぶ「ファンド・オブ・ザ・イヤー2017」の1位に輝いた注目の投資信託です。

その他おすすめ(アクティブファンド)

ひふみプラス
信託報酬0.8424%

「アクティブファンドは信託報酬が高いため、インデックスファンドを選ぶべき」と言いましたが、こちらのひふみプラスは信託報酬に見合う利益が見込める商品です。
TOPIXを大きく上回る成績を出し続けており、個人投資家に最も人気の投資信託です。

目的別に積立NISA商品の選び方を解説

さて、それぞれのおすすめ商品が分かったところで、次はどれを選べばいいのかを目的別に説明します。自分にピッタリな組み合わせを見つけてください。

着実にコツコツ運用したい方

リスク★☆☆ 値上がり期待度★☆☆
国内株式と先進国株式を1:1

日本とアメリカをはじめとする先進国はある程度安定した経済成長が望めます。積極的に利益を狙いに行きたいなら、先進国株式の割合を高めてみるのも良いでしょう。

着実かつ冒険もしたい方

リスク★★☆ 値上がり期待度★★☆
国内株式、先進国株式、新興国株式を2:2:1

日本と先進国の経済成長の恩恵を受けながら、新興国にも期待するという作戦です。新興国株式は下落のリスクが高いですが、その分、大きな上昇も狙えます。新興国株式の比率を高くし過ぎないことがポイントです。

とにかくバランスにこだわりたい、今後見直す手間をなくしたい方

リスク★★☆ 値上がり期待度★★☆
全世界株式のみ

全世界株式は1つの商品で日本、先進国、新興国に投資できるため、バランスのとれた運用ができます。ただし、リスクの高い新興国株式が入っているため、国内株式と先進国株式だけ購入する場合よりもリスクは高いと考えてください。
1つの商品で管理が楽というのがメリットです。一方、国内株式、先進国株式、新興国株式をそれぞれ買う場合より信託報酬が高くなってしまいます。

日本の経済成長に期待したい方

リスク★★☆
値上がり期待度★★★
ひふみプラス、先進国株式、新興国株式を3:2:1
または
ひふみプラス、全世界株式を1:1

ひふみプラスは主に日本株で構成されており、不況時に平均市場より下げにくいという特徴があります。日本の経済成長に期待しつつ、全世界に投資することでバランスのよい運用が期待できます。

積立NISAで、わくわくする投資ライフを!

積立NISAの特徴は「利益から税金が引かれない」ことです。これは、「利益がでなければ、積立NISAの意味がない」ということです。商品選びに困ったら、守りの姿勢よりも積極的に利益を取りにいく攻めの姿勢でいくのがいいでしょう。
自分に合った商品を選択し、積立NISAを大いに活用しましょう!