初心者が資産運用を始めるならこれ!ロボアドバイザーのすすめ

初心者が資産運用を始めるならこれ!ロボアドバイザーのすすめ

将来の年金に不安を感じるけど、今はマイナス金利とも言われる超低金利時代で銀行にお金を預けていても増えない。
自分でなんとかするために、そろそろ資産運用を始めたいという人も多いのではないでしょうか。

「やってみたいけど、資産運用って難しそう」、「忙しくてそんな時間はない」と一歩踏み出すのをためらっていませんか?そんな方々に、ピッタリのまるごとおまかせで資産運用ができるロボアドバイザーを紹介します!

ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーはインターネットで簡単な質問に答えることで、AIが自分に合った資産運用を提案してくれるサービスです。この質問によって、リスク許容度を決定します。
ロボアドバイザーはアドバイス型とおまかせ型の2つに分類できます。両方とも自分のリスク許容度に合った資産配分を提案してくれるところまでは同じです。
アドバイス型は、提案された商品を購入するかどうかは自分で決めて、自分で購入する必要があります。一方おまかせ型は、購入、リバランスまで自動でやってくれます。
今回はおまかせ型について説明します。

おまかせ型ロボアドバイザーのメリット

メリットは何と言っても「全自動」であることです。始めるときにリスク許容度に関する質問に答えて、口座開設をしてしまえば、あとはおまかせです!自分でいくつもの商品を買って管理しようとすると結構大変です。それらが全自動でできちゃうのは嬉しいですよね。

また、面倒な資産のリバランスやリスク管理も自動で行ってくれるため、ストレスフリーで続けることができます。
例えば株価暴落のときのように、自分の金融資産をこれかはどうするのか判断が難しいときも、AIにおまかせで良いのです。
自分でやると感情的になってしまうような場面も、AIがそのときどきで最適な投資を行ってくれるため、投資経験がある方にとっても頼もしい味方となるでしょう。

また、ロボアドバイザーは一括投資だけでなく、運用資金を月々積み立てることもできます。なんと1万円から始められるロボアドバイザーもあるので、まとまった資金がなくてもいつでも好きな時に開始できます。

おまかせ型ロボアドバイザーのデメリット

ロボアドバイザーを利用すると、手数料がかかります。ほとんどが運用資金の1%(年利)ほどで、購入している商品の信託報酬とは別にかかってきます。
長期で資産運用を考えている場合、手数料が毎年追加で1%かかってくるというのは決して安いとはいえません。ロボアドバイザーは長期投資が前提のサービスですので、少しでも安くなることに期待したいところです。

また、ロボアドバイザーではNISAやiDecoといった税制優遇制度を利用することができません。よって、ロボアドバイザーによる利益が出た分から税金(約20%)が自動で引かれてしまいます。

ロボアドバイザーのメリット・デメリットを理解して、自分に合った運用方法を選択しよう!

ロボアドバイザーは投資経験者、未経験者の両方にとっても、大変魅力的なサービスですが、手数料が高いのがネックですね。
しかし、いくら手数料がかかると言っても、銀行に預けたままにしているよりも資産を増やす可能性が高まるのは確かです。

ロボアドバイザーを利用するのであれば、長期間続けることと、すぐに成果を求めないことが重要です。これは、AIによって、長期的に見て成果が高いと考えられる投資が行われるからです。
初めてすぐは元金割れを起こすことも、もしかしたらあるかもしれません。そんなときにやめてしまわずに、続けることこそが資産を増やすコツです。

自分の目的に合ったサービスなのかを見極めて、大切な資産を上手に増やしていきましょう。