昔から伝わる日本の入浴法・ゆず湯のやり方と健康効果
- 2018.04.12
- 健康

寒い冬は、冷えきった体をあっためるのに「お風呂」は欠かせないですよね。
どうせ入るなら十分あったまる温浴効果が期待できる入浴剤にもこだわりたいものです。
それでこの時期におすすめな身近にあるもので、温泉でおさるさんやカピバラも喜んでるシーンをよく見かける昔からあるナチュラルな入浴法「ゆず湯」の魅力をご紹介します。
ゆず湯はいつ入るの?
日本は江戸時代から冬至の日(12月22日)に「ゆず湯に入れば風邪をひかない」との言い伝えがあり、毎年冬の寒い時期に出回るゆずは温泉などでそのまま浮かべてあったりいい香りに癒されてリラックスできますよね。
冬至とは?
太陽の力が一年で最も弱い日とされ、この日を境に太陽の力が再びよみがえるといわれています。
日本や中国では「一陽来福」とも言われ、この日から運気もアップしていい方向に向かっていくと考えられています。
また、冬至の日にゆず湯に入る事は運気を呼び込むため体を清めて厄払いするための禊(みそぎ)に通じるとされます。
ゆずと融通をかけて「融通(ゆうずう)がきくように」との願いがこめられており、この日にゆす湯に入ると無病息災、一年間健康に過ごせるという説もあります。
ゆず湯の健康効果は?
ゆずの皮や種にはリモネン、クエン酸、βカロチン、カロチン、ビタミンC、ペクチン等が豊富に含まれております。
血行を促進して体をあたためたり、美肌効果や疲労回復等があったりと、様々な効果が期待できます。
最近では、ゆずの種に含まれる油に抗がん作用やアトピー性皮膚炎にも効果が期待できることがわかりました。
また、ゆずの皮に含まれるリモネンという精油は血行促進作用が期待できるます。
精油を利用したり、皮の部分は天日干ししておくと一年中使えて便利ですね。
ゆず湯の利用の仕方
ゆずを丸ごと5~6個湯舟に浮かべて楽しむ方法や半分にカットして浮かべたり、薄くスライスしてネットに入れて使う方法などがありますが、ゆず湯に入っていてよく肌がピリピリしたことはないですか?
これはゆずなど柑橘系に含まれるリモネンの影響です。
お肌が弱い方は特にピリピリをかんじてしまうかもしれません。
そんな方は輪切りにしたゆずを20~30分熱湯で蒸らしてからお風呂に入れるとピリピリ感がやわらぎます。
布の袋や排水口等に使う100均のネット等に入れて使うとあとのお掃除がラクですね!
ゆず湯に使えるおすすめな商品
ゆずをスーパーなどで入手してそのまま使うのもいいのですが、入浴剤や精油を利用して気軽にゆず湯を楽める商品も利用してみたいもの。気になるおすすめ商品をいくつかご紹介します。
きとうむらオーガニック木頭柚子ゆず湯(徳用)30g×5パック入り Amazon
酵素入り入浴剤ゆず湯無着色【200g入り】 Amazon
今話題の酵素入り入浴剤で温泉主成分の硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、お肌を清潔に保つ働きがある硼砂(ほうしゃ)が配合されています。
汗腺にたまってきた老廃物を溶かし出し新陳代謝を促すとのことです。
無着色なので安心して使えるし、洗浄効果が高いので背中のニキビやアトピーのかゆみにも効果が期待できるので、かなり気になる商品です。
GAIA(ガイヤ)エッセンシャルオイルユズ3ml【AEAJ認定精油】 Amazon
昔からお店でもよく売られてるガイヤの精油です。なつかしい和の香りでお風呂に数滴たらして使ったり、アロマテラピーで和室や寝室で使うとかなりリラックスできそうですね。
ゆず湯のまとめ
こんな風にゆずはお風呂としてもいいですが、皮はジャムにしたりアロマテラピーに利用したりしておうちにいる時間が増えるこの季節、有効に使って疲れをとってゆずの香りに癒されてリラックス!カラダもココロもポカポカにして寒い冬をのりきりましょう!
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