冬季ならではの能登半島イベント、観光スポット紹介(2018年版)
- 2018.01.30
- 行事
石川県への観光は、北陸新幹線の開通などもあり前よりも気軽に訪問できるようになりましたね。
とはいえ石川県は他の北陸県同様豪雪の地域でもあり、毎年冬場には多くの雪に見舞われています。
では石川県は冬場に行かない方がいいのかと問われればもちろんそんなことはありません。
むしろこの時期にしか楽しめない観光地やイベントも数多くあります。
今回は地域を能登半島に絞り、景色と食に分けて冬季お勧めの観光やイベント情報を紹介したいと思います。
景色に関連した観光地
白米千枚田
能登半島の有名な観光スポットと言えばやはり白米千枚田でしょう。
田植えの時期は水が引かれた田んぼに夕日が映りこみ絶景を見られる事で有名な場所ですが、田植えの終わった冬季でも雪と朝焼けによってまた違った絶景を見せてくれます。
そして冬季は夜になると大規模なイルミネーションイベントを行っており、およそ2万1千個ものライト暗くなるにつれて点灯していく様はとても幻想的なものです。
すぐ隣には道の駅千枚田ポケットパークもありますので休憩やお土産も完備と至れり尽くせりな観光スポットとなっています。
ただし冬季はかなり冷え込みますので、イルミネーションや朝焼けを見に行く際は厚着をして向かった方がよいでしょう。
場所:石川県輪島市白米聴99-5
波の花
能登半島の冬と言えば「波の花」が有名ですね。
これは簡単に説明すると海中のプランクトンが岩場にたたきつけられることで白い泡になり、まるで花吹雪のように見える現象のことです。荒波の多い日本海に面した能登半島ならではの風物詩といえ、特に冬季は海が荒れやすいため波の花が発生しやすい状態になっています。
波の花が見やすいポイントをいくつか紹介しておきますので参考にしてみてください。
真浦海岸
波の花の代表的な鑑賞スポットで、垂水の滝がある事で有名な場所でもあります。
冬場の強風の際には滝の水が吹き上がることから吹き上げの滝と呼ばれることもあり、滝と波の花をセットで見ることができるのは真浦海岸だけです。
面した道路から見られる場合もあるので、近くを通る際にはぜひ立ち寄ってみてください。
鴨ヶ浦
鴨ヶ浦には海岸に面した散歩道があります。ですから冬場は波の花が大量発生することもあり、すぐ近くで見たり触れたりすることもできるのです。
家族連れの方などにはよい思い出になるのではないでしょうか。
ただし波の花が出ているという事は海が荒れているという事でもあるので、近づいたり触ったりする際には十分注意してください。
食に関するイベント
雪中ジャンボかき祭り2018
毎年穴水町で開催されているかき祭りが今年も開催が決定しました。
お祭りの二日間でおよそ12万個ものカキが消費されるといいます。カキ好きの方必見のイベントですね。
一番の目玉はなんといっても曹長400mにも及ぶ炭火コーナーでしょう。
会場で販売されている新鮮なカキをこの炭火コーナーで自由に食すことができるのです。
カキ以外にもカニ等の魚介類や能登名物の能登牛などもあり、それらをじっくりと焼きながらくつろぐ時間は何物にも代えがたいものとなるはずです。
ただし全長400mほどあるにも関わらず場所取りに難儀するほどの人気イベントですので、参加される場合は早めの到着をお勧めします。
鳳珠郡穴水町 川島
2/10(土)10:00~16:00
2/11(日)9:00~1500
大漁起舟祭
石川県の冬の名物といえばブリやカニをはじめとする魚介類ですね。
そういった冬の味覚が一堂に会するイベントがこの大漁起舟祭です。
甘エビや加能ガニをはじめ、各種魚介類や地元グルメも販売されるので一度に様々な味を楽しむことができるでしょう。
会場には炉端コーナーもあるので買いたての新鮮な魚介類をその場で楽しむこともできます。
特設ステージでのショーや抽選大会などもありますので、時間の許す限りご当地グルメや名物海鮮類を堪能してみてください。
場所:石川県富来漁港
日時:2/11(日) 10:00~15:30
能登半島の冬のイベントについてまとめ
いかがでしたでしょうか。
多くの雪に見舞われる時季ですのでそれなりに準備は必要ですが、この時季でしか味わえない景色や名物グルメがある事もまた事実です。
特に海産物が好きな方はぜひ一度冬の能登半島に足を運んでみてください。
冬の不便さ以上に充実した思い出を残すことができるのではないでしょうか。