車をコーティングしてきれいさを保つ「カーボディーコーティング」のすすめ
- 2018.04.04
- 自動車
自分のお気に入りの愛車は、いつまでも綺麗にしていたいものです。週末に洗車をしてワックスをかけることもいいのですが「時間がかかる」「想像以上に綺麗にならない」なんてこともあるのではありませんか?
そんな方には特に紹介をしたい商品が、車をコーティングして輝きを保つ「カーボディーコーティング」です。
今回は「カーボディーコーティング」とはどういうものかについてお話しをします。
車をコーティングするってどういうこと?
そもそも「カーボディーコーティング」って何でしょうか?
簡単に説明をすると塗装表皮に幕をつくり汚れの沈着を防ぎやすくし、汚れを落としやすくすることにより長期にわたり塗装を綺麗に保たせることです。
ただワックス洗車との大きな違いはタイヤから始まり外装は勿論ボディーの細部にいたるまでを徹底的に洗車をしてから専用溶剤を塗りこむのです。
ハンドクリームを塗る前に手のひらを丁寧に洗ってから塗らないと効果半減ですよね?
その理屈と同じです。
カーボディーコーティングの種類
車のコーティングには「フッ素コーティング」と」「グラスコーティング」の2種類があります。
それぞれ仕上がり方が違うので注意をしてください。
車の色とコーティング剤の相性
フッ素コーティングとフッ素を含んだ専用溶剤を使用しますが「グラスコーティング」は溶剤にガラスを含みます。
特徴としては「フッ素コーティング」はソフトな仕上がりになり「グラスコーティング」はシャープな仕上がりになります。
淡色系にはフッ素コーティング、濃色車にはグラスコーティングがオススメかもしれませんが、細かい線傷を見えにくくするにはフッ素コーティングの方が効果的です。
水のはじき方の違い
また「親水性」「撥水性」の違いもあります。
これは雨水の弾き方なのですが「撥水性」は塗装表面に水玉ができ雨水が転がるように落ちますが、「親水性」とは水玉になるのではなく自然と流れ落ちるのです。
そして撥水性にこだわる理由として「酸性雨」が関係しているのです。
雨水にさらされた塗装表面が太陽で自然乾燥してしまうと塗装を溶かして「ウォータースポット」と呼ばれますが塗装表面がクレーター状になってしまうことがあります。
一般的には「塗装にウロコが付着してしまった状態」となります。
その状態の改善や予防のために「カーボディーコーティング」は必要なのです。
カーボディーコーティングの施行方法
洗車する
洗車から始まるのですが、ここが肝心です。
タイヤやホイールは当然ですがタイヤハウスも洗浄します。
そしてドアやトランク・バックドアの付け根のヒンジ部分など意外と油汚れがあるものですが、専用の洗浄剤等を使用して洗い流します。
鉄粉の除去
次に「トラップ粘土」を使いボディーの濡れている状態で鉄粉等を除去していきます。
この作業時にフロントガラスも粘土でこすることにより撥水効果を得ることが出来ます。
水気を飛ばし磨き作業
洗車が終わり全体を拭き上げたらエアブローを使い更にエンブレムやグリル等の水気を飛ばしてから次の磨き作業につなげます。
ここで使用する機器の定番は「シングルポリッシャー」なのですが、このマシーンは慣れるまで少々時間はかかります。
専用溶剤のコンパウンドで研磨しながら塗装表面の傷を落とすことは熟練したテクニックを要するので、一般の人のお試しは避けた方が賢明かもしれません。
油分を除去し、専用溶剤を塗る
ボディー全体を磨き終わったら、コンパウンドの油分を除去する為に脱脂作業をしてから「ダブルアクション」を利用して全体に専用溶剤を塗り込んで仕上げます。
車のコーティングについてのまとめ
カーボディーコーティングを施工することにより愛車の輝きは格段に向上をします。
綺麗な愛車で週末に彼女とドライブデートを楽しみ素敵な時間を過ごしてみてはいかがですか?
なにより、愛車をいつまでも「愛車」としてカーライフを楽しんでください。
コメントを書く