自動車の燃費について
- 2018.02.13
- 自動車
2017年は連日、日経平均の高騰が安定してバブル時代の再来と脾兪されてきましたが物価の高騰もあり消費者指数も伸び悩んだ1年でした。
自動車業界においては買ってお得な「燃費」を売りにしてきました。
そもそも燃費って何でしょうか?
今回は燃費に振り回されない自動車選びについてお話しします。
自動車の燃費の定義とは?
そもそも燃費とは何でしょうか?
燃料(ガソリン)1リッターで何キロ自動車が走る能力があるのかを表した目安のことです。
各自動車メーカーは90年代にトヨタ自動車から発売されたハイブリットカー「プリウス」の発売により低燃費合戦が始まったようです。
自動車の燃費を向上されるための工夫
不要なものを置かず軽量化する
車内を不要な物を置かずに軽量化させること。
これは見落としがちですが、とても重要なことです。
たまにしか使わない、洗車道具や趣味のゴルフバックが社内に常備されていれば燃費は悪くなります。
車内の整理整頓はマメにしておきましょう。
以前は燃費を考えてAT車ではなく軽量化するためにMT車を選ぶ方も少なくありませんがMT車の少なくなった現代は難しそうですね。
急発進、急加速をしない
急発進、急加速の回数が多いと燃費は悪くなります。
そのためには、運転状況を把握し、事前に先読みをして、急な対応をしないよう心がけることが重要です。
こうすることで、安全運転の意識も高まりますので、燃費だけではなく事故率も下がります。
A/Cの連続使用を控える
車にあるA/Cスイッチ。A/Cとはエアーコンディショナー、つまりエアコンの略です。
昔は、エンジンの熱を使った暖房と、送風だけでした。冷房については別の機構が必要だったので、別のスイッチがついているようです。
さて、そのA/Cスイッチ。車内で快適に過ごすためにはとても重要なボタンです。しかし、真夏の灼熱地獄で暖められた車内で、エンジンをかけてすぐに即A/Cを使うのはやめましょう。
A/Cスイッチを押すこと=冷房のコンプレッサーが働きます。温度差が大きいとその分燃費を食います。
ですから、ちょっとひと手間ですが、まずは、車内の窓から熱気を出し、そのあとでA/Cスイッチを使用してみてください。
また、A/Cの連続使用は燃費を悪くしてしまいますので、ある程度車内が冷えてきたら、適宜スイッチを切るなり緩めるなどして、燃費向上に努めてください。
ちなみに、これらの工夫を積み重ねていくと、高速走行(60~70KM程度)での走行に限りますが、例えば、H17年式のトヨタアイシスでも燃費が1リッターで30㌔をマークすることも実際にあります。
ハイブリッドカーについて
燃費が気になる人の選択肢としては、ハイブリッドカーがまず挙がってくると思います。
では、ハイブリッドカーとは実際にどのようなものでしょうか?
ハイブリッドカーのメリット
ガソリンエンジンと電気と走行状態に応じて自動で切り替わるので電気で走行する時にはガソリンを使用しないので燃費が向上するのは当たり前です。ブレーキを踏むことでハイブリットバッテリーに蓄電されるので、近年の充電をしないといけない電気自動車よりは使い勝手は簡単なことです。
ガソリンスタンドの利用だけで良いのでオーナーは以前と同じように使用できたのです。
ユーザーに「ハイブリットカー」と言わなければ単純に燃費の良い車と勘違いされるほどの評判の良さでした。
ガソリンエンジンと電気と走行状態に応じて自動で切り替わるので電気で走行する時にはガソリンを使用しないので燃費は向上をしてブレーキを踏むことでハイブリットバッテリーに蓄電されるので、近年の充電をしないといけない電気自動車よりは使い勝手は簡単なことです。
ガソリンスタンドの利用だけで良いのでオーナーは以前と同じように使用できたのです。
ユーザーに「ハイブリットカー」と言わなければ単純に燃費の良い車と勘違いされるほどの評判の良さでした。
ハイブリットカーのデメリット
電気モーターとガソリンを走行状態で自動切換えをするのですが、ここでいう走行状態とは、どのようなことなのでしょうか?
車に負荷がかかる時、それは高速走行なのです。
ハイブリットカーが高速走行をする時にはガソリンとモーターを同時にさどうさせるので勿論、燃費は下がります。
ハイブリット車の賢い使用とは?
GO・STOPの多い市街地走行なのです。
発信時にはモーターとエンジンを使用しますが走行してからは自動切換えでモーター作動になる為、低燃費と静粛性には非常に期待をできるので市街地走行を目的とした車選びの時には期待道理の低燃費を実感できそうです。
自動車の燃費向上についてのまとめ
そもそも、バブル期に販売された車から排出された排ガス等は大気汚染の元凶とされ排ガス規制が実施されました。
ディーゼルエンジンや貨物車のガソリンエンジンが首都圏で登録できなくなる事態が起こり、東京モーターショーで発表されたエンジン(コモンレール式)も登録できなくなったのです。
一方で、コモンレール式ディーゼルエンジンが登録できないのに排ガスを大量に排出をする古いドイツ車は登録ができる、そんなこともありました。
当時のヨーロッパの軽油は日本国内よりも精製が良く綺麗だとされ都内でもヨーロッパ同様の軽油を発売されたのですがマスコミからは黙殺されたようです。
政府としては大排気量で高出力の車よりも低燃費のハイブリットカーの後押しをしたようです。
そんな時代に発売された「プリウス」の存在が車社会のヒーローだったわけです。
その当時にカタログの諸元表に10モード燃費(市街地走行の想定)を表記するようになりましたが実際は、燃費10キロに対し7キロ程度の実情でしたが購入時に営業マンから説明をされ期待もされていなかったのが実情だったようです。
そんな時代は皆さん、燃費向上をさせるため工夫をするようになったのです。
低燃費を求めて購入をして同クラス以上の単価を支払ったとしても購入者の使用目的によっては上記した「走りの癖をつけていた方がランニングコスト低コストになるかもしれません。
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