フレンチプレスコーヒーの淹れ方と魅力とは？

今一番おすすめのフレンチプレスで淹れるコーヒー。
コーヒーをもっと楽しみたいという方にぜひ試していただきたい抽出方法なのです！

フレンチプレスコーヒーとはなにか？

日本では紅茶用として発売され、ブームになったため、紅茶用の抽出器具と思われている方が多いようですが、元々はフランスでコーヒー用の抽出器具として開発されたものです。
コーヒーとお湯を入れ、金属のフィルターで濾す、シンプルで手軽なコーヒー器具として
注目を集めています。

フレンチプレスの魅力とは？

抽出方法が簡単で手軽な点が人気でもありますが、金属のフィルターで濾すだけのフレンチプレスは、ペーパーフィルターや布フィルターと違い、コーヒーの油分やコーヒーの小さな粒子がフィルターを通り越して抽出されるため、コーヒー本来の味をダイレクトに楽しむことができることが大きな魅力です。

油分や雑味がなく万人受けする飲みやすいコーヒーが今までは人気で、油分までストレートに抽出されるフレンチプレスは敬遠されていました。
しかし、スペシャリティコーヒーなど、上質なコーヒーが徐々に広まり、コーヒーの油分こそがコーヒーの香りや味わいだという認識も広まってきました。
そのため、フレンチプレスでコーヒー本来の味を楽しむ、という人が増えてきています。

また最近では、フレンチプレスはスペシャリティコーヒーの基本的な抽出の仕方だとも言われています。
フレンチプレスで淹れるとコーヒーの油分が浮いてくるのが見えて、おいしいコーヒーが出来上がっていく感じが、何ともワクワクします。

フレンチプレスで飲む美味しいコーヒーの淹れ方

まず、コーヒーポットはあらかじめお湯などで温めておきましょう。

温めた後は、コーヒーの粉をフレンチプレスに入れます。

コーヒー豆の量は、コーヒープレス容量350㏄で16ｇ、500㏄で24gが目安です。
お好みで調節してくださいね。

粉を入れたら、熱湯を注いで４分蒸らします。
お湯は必ず熱湯を使いましょう。高い温度のお湯を使うことで、コーヒーの風味がよく
抽出されるようになります。

蒸らし終わったら、フィルターをゆっくり下まで下げて出来上がりです。

簡単ですよね～

フレンチプレスで抽出した後はできるだけ早くコーヒーの粉を捨て、フィルターをきれいに掃除してください。
コーヒーのオイルがついたままだと、オイルが参加して匂いのもととなってしまうのでしっかりと落としておきましょう。

フレンチプレスにおすすめのコーヒー豆は？

フレンチプレスはコーヒー豆の味をダイレクトに抽出するので、コーヒー豆選びがとても重要になってきます。
まずは、新鮮なコーヒー豆を選ぶことが大切です。
なるべく焙煎したてのコーヒー豆を購入しましょう。

コーヒー豆は生鮮食品と同じで焙煎後は酸化していき風味が落ちていきます。
焙煎したてのコーヒー豆を使うことで、美味しいコーヒーが抽出できます。

豆の種類は、ブレンドではなくシングルオリジン（ブレンドされていない1種類のコーヒー豆）がおすすめです。
ストレートに豆本来の味が楽しめるフレンチプレスですから、シングルオリジンのコーヒー豆の特徴、アロマ、フレーバーを強く味わうことできます。

豆は中粗挽、もしくは粗挽のものを使用します。
細かく挽きすぎると、フィルターを通り越してしまうので、挽き具合に注意してくださいね。
ペーパーフィルター用に挽いた豆は細かすぎるのでフレンチプレスには向きません。
豆もできるだけ、抽出直前に挽くほうがおいしいですよ。

フレンチプレスで飲むコーヒーのまとめ

手軽で簡単に、美味しいコーヒーが飲めるって嬉しいですよね。
美味しいコーヒーが飲みたいけど、ハンドドリップは時間がかかる！
と、思っている方はぜひ、フレンチプレスでコーヒーを淹れてみてください。