りんご音楽祭って何?どういう経緯でできたの?音楽祭を楽しむための秘話

りんご音楽祭って何?どういう経緯でできたの?音楽祭を楽しむための秘話

地域密着型野外フェスの中の一つ、長野県松本市で開催されている「りんご音楽祭」をご紹介します。

「野外フェス」とは野外で開催される音楽イベントです。
野外フェスといえば、フジロックフェスティバルとか、ロックインフェスティバルといった大きなフェスが有名ですが、日本の野外フェスはそれだけではありません!
規模こそ上の2つには劣りますが、実は、地域密着型で地域色を出した質の高い野外フェスがさまざまな場所で開催されています。

その一つが今回ご紹介する、地域密着型野外フェス「りんご音楽祭」です。

名前だけ見ると、「それなに?」「農業まつり?」なんて突っ込みを入れたくなりますが、れっきとした素敵な野外フェスなのです。

りんご音楽祭はどういうお祭りなのか?なぜできたのか?2016年、2017年の情報をおさらい

りんご音楽祭とは?

「りんご音楽祭」とは、2009年から長野県松本市のアルプス公園で開催されている野外フェスです。
「りんご音楽祭」というネーミングは、長野の名産品でもあるリンゴにちなんでつけられたもので、親しみやすさや分かりやすさを込めてこの名前がついたそうです。

たしかに長野や松本と言ったら「リンゴ」の名産地、というイメージがありますしね。

この「りんご音楽祭」では、いくつかのステージがあるのですが、そのステージの名前も、長野の名産品の名前をとって「りんごステージ」・「きのこステージ」・「そばステージ」・「おやきステージ」・「わさびステージ」と名付けられています。

主催者の方の地域に対する思いが伝わってきますね。

長野から離れた所に住んでいて、こういった野外フェスに興味がない方はご存知ないかもしれませんが、地元やバンド活動をしている人の間ではとても知られている野外の音楽フェスです。

どうして開催されるようになったの?

長野県松本市に「瓦RECORD」というパーティーハウスがあります。
この「瓦RECOAD」は、クラブやライブハウスに近い施設です。

「ライブハウス」と聞くと、都内や大都市にある、アマチュアバンドが定期的にライブをしている・・といったものを想像しますよね?

実はこの「瓦RECORD」は古民家で、ライブハウスやクラブではまずありえない、「畳敷き」、和洋折衷を彷彿させる施設なのです。
さらに、ソファーやくつろげる空間が多くとってあって、そういったくつろげる空間と「音楽」が同居しているような不思議な空間なのです。

畳式のライブハウス、和風な雰囲気のクラブ、そんな空間で寛いで音楽を楽しめるなんて素敵です。
どんな音楽が流れているのか、ちょっと興味があります。

その「瓦RECOAD」のオーナーの古川陽一氏が、2009年に個人で開催した野外フェスが始まりでした。

  • 松本の街の活性化
    →音楽フェスを訪れる人が多ければ、それだけ町の活性化につながります。
  • もっと松本を知ってもらう、という郷土愛、愛着
    →こういったフェスが開催されれば、フェスの開催と共に松本という町も知られるきっかけになりますね。
  • 人々に、もっと音楽やアートに触れて、楽しむきっかけを提供したい
    →フェスの開催によって、CDやテレビ、ラジオと言ったメディア以外で音楽に触れる大きなきっかけになりますね。しかもめったにないバンドの生演奏。
  • 音楽やアートのレベル底上げ
    →こういうステージが増えてゆけば、演奏する人にとっては、人に聞いてもらうきっかけになります。人に聞いてもらうためには音楽のレベルアップは必須
    →よって、こういったフェスが多くなると、音楽のレベルは上がってゆきます。

このような事を目指して開催されていて、まさに「地域密着型」野外フェス、地域と音楽が一緒になって盛り上げてゆこう、という気持ちが伝わってきます。

2017年、2016年のりんご音楽祭

そんなりんご音楽祭、2017年は9月23日、24日に開催されました。
天気にも恵またようで、多くの方々が熱い二日間を過ごしたようです。
出演団体はメジャーからアンダーグランドまで、様々なジャンルで活躍しているバンドが多数参加して、どのステージもとても盛り上がったようです。
また、お気に入りのバンドのステージを目指して歩き回る観客や、出店している様々な屋台を渡り歩いて「フェスご飯」を楽しむ方もちらほら・・・とても楽しい、音楽に満ちた二日間だったようですね。
有名どころでは、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、野宮真貴(「ピチカート・ファイヴ」3代目ヴォーカリスト)、TOWA TEIなどが参加されていたようです。

りんご音楽祭公式ページ:http://ringofes.info/

2016年は9月24日、25日に開催されました。
24日は曇り空だったけれど、雨は降らず、熱い二日間だったようです。
出演団体はメジャーからアンダーグランドまで、様々なジャンルで活躍しているバンドが多数参加して、どのステージもとても盛り上がったようです。
芸能人では、水曜日のカンパネラ、藤井隆さん、早見優さん、加山雄三さんといった方々も参加していたようです。

りんご音楽祭公式ページ(2016年フォトギャラリー):http://ringofes.info/photo/2016/

りんご音楽祭に参加するためには?松本市アルプス公園への行き方や、チケットの購入方法とは?

出演するにはどうしたらいいの?

バンド活動や音楽活動をしている人にとってこういった音楽フェスは、自分たちの存在や音楽を他の人に聴いて、知ってもらう絶好のチャンス、もしも機会があるのなら出演しない手はありませんね。

実は出演する方法があるのです。
「RINGOOO A GO-GO」という、りんご音楽祭が企画しているオーディションがあり、そこに参加して選ばれるとりんご音楽祭に出演することが出来るのです。
りんご音楽祭全参加団体のうちの6分1、およそ20団体はこのオーディションで選ばれているのです、これを逃す手はありません。

2017年の「RINGO A GO-GO」は、24月から3か月半、国内の18都市で80回程開催されました。
3か月半という長い期間、オーディションが開催されているのも珍しいですが、これは、忙しいバンドでも、これだけ長いオーディション期間であればどこかしらでオーディションに参加できるだろう・・・という主催者側の考えからだそうです。

オーディション内容は、会場となるライブハウスにりんご音楽祭の主催者が直接音楽を聴きに来て、出演者を決める、といった形式です。
人気のバンド「水曜日のカンパネラ」をはじめとした、現在活躍している沢山のグループが、過去、このオーディションに参加し、またはこのオーディションによってりんご音楽祭にも参加しているそうです。

アルプス公園へのアクセス

さて、そんな「りんご音楽祭」を現地で楽しみたいという方のために、会場となるアルプス公園へのアクセス方法をご紹介します。
なお、開催中は(野外フェスもそうなのですが)混雑が予想されますので、時間的に余裕をもって現地へお出かけください。

・シャトルバス

音楽祭開催中、JR松本駅からシャトルバスが20~30分間隔で運行していますので、それに乗ってゆけばアルプス公園に行くことが出来ます。
リンゴ音楽祭のポスターがはってあるバスが目印です。
料金は、大人が往復1000円、子どもが往復500円です。
また、路線バスは、バスターミナル3番乗り場から乗る「アルプス公園行」にバスで会場に行くことが出来ます。

・路線バス

路線バスは、松本駅バスターミナル3番乗り場から「アルプス公園行」のバスに乗れば会場に行くことが出来ます。

・タクシー

松本駅お城口からアルプス公園の東入り口駐車場まで、おそよ15分ほどで到着します。料金はおよそ1800円程度(交通状況によって値段は変動します)また、タクシーですと、松本駅お城口から会場の東入り口駐車場まで15分で到着します。値段はおよそ1800円です。

・自家用車

平瀬口駐車場か、松本駅周辺のコインパーキングに注射することが出来ます。
なお、平瀬口の駐車場には無料で停めることが出来ますが、駐車場からアルプス公園の間はタクシーで固定料金1500円かかります。
なお、駐車できる台数は限りがありますので、停められないかもしれません、ご了承ください。

まとめ

「りんご音楽祭」についてまとめてみました。
「野外フェス」・・・有名な場所の野外フェスは、テレビや音楽番組でも話題になることはありますが、こういった地域に根付いている野外フェスは、その地域から離れた所に住んでいるとなかなか知る機会はありません。
お近くに住んでいるのなら、ちょっと足を運んでみるのも面白いかもしれませんし、また、今皆さんが住んでいる地域でも、もしかしたらこんな、地域に根付いている「野外フェス」が開催されているかもしれませんね?