意外と知らない!?数学の日が存在する
- 2018.02.01
- 行事

数学の日をご存知ですか?
実は3月14日は数学の日で、円周率の近似値3.14…にちなんで、平成9年に財団法人日本数学検定協会が定めた日です。
現在ではこの円周率を、世界中の人々が紀元前から現在までいろいろな形で研究をしており、進化され続けていると言われているのです。
なんと、コンピュータを使用した計算では、1兆桁を超えて計算され、暗唱では6万桁を超える記録が『ギネス世界記録』によって認定もされています。
そこで、この数学の日を掘り下げていきたいと思います。
そもそも数学は必要なのか?
数学の日にちなんで、よく学校で「数学なんて何も役にたたないのだから必要ないだろう」という人もいれば「数学なんて将来全く役に立たない」という声を聞いたことがありませんか。
確かに、数学を一生懸命勉強した所で、数字を使わない仕事に就いたら一切必要ないですよね。
また、計算をしなければいけないといった状況の場合は自分の頭で考えてしまうよりも、計算機を使った方が、正確に素早く計算をしてくれるので自分で数学を勉強をする必要がないとも思ってしまいます。
そこで、この数学はどうして必要なのかという疑問についてお答えします。
数学なんて社会に出たら役に立たないと思っている人がとても多くいますが、今の時代、数学の必要性は、確実に高まっていて、その理由としてコンピュータにあります。
数学を知ることでどんな事が出来るのかと言うと、コンピュータそのものを理解することができ、自分の思いどおりにコンピュータに仕事をさせることができるのです。
これはとても素晴らしいことですよね。
コンピュータは数学語で出来ていると言っても過言ではないのです。
また、数学において「関数」と言うものがありますが、これも「未来を予測する」という観点においてはとても必要なものです。
この関数ですが、チリで地震が起きた時、いつか津波が日本にくるかもしれないといった文系では知ることができるのですが、関数を用いる事によって、いつどのぐらいの規模の津波が到達するかまでわかるようになります。
そのため、方程式を使うことで、震源地はどこか、規模はどれぐらいかを調べることまでできます。
数学が嫌いな人も多いですが、数学があることによって多くの人を救うことが出来るということがわかります。
円周率を発見した人は誰なの?
円周率の近似値「3.14」にちなんだ「数学の日」でもあるということが分かり、数学の大切さも分かったかと思いますが、
そもそも円周率は誰が作ったのか疑問に思いませんか。
円周率は学校で教わる為、多くの人が一度は聞いたことがあるという人もいるかと思いますが、円周率を作った人、発見した人を教わった記憶はありますか?
円周率を知っていても円周率を発見した人を知っている人はすくないかと思います。
そこで、円周率を発見した人について説明をします。
円周率は3.14の代わりに分数で22/7を使うこともできるのですが、この22/7を最初に発見したのはアルキメデスなのです。
このアルキメデスですが、アルキメデス古代ギリシアの数学者、物理学者、技術者、発明家、天文学者で、エジプトのピラミッドはこの円周率を用いて設計されていました。
円周率の歴史はとても奥が深く、まだまだ謎が多いことだらけで現在でも調査中とされていますが、いつこの問題が解明するかはまだ遠い先とのことです。
数学の日についてのまとめ
円周率を学校で勉強をしたという人がとても多くいるかと思いますが、円周率も数学もとても大切だということが改めて分かります。
ちなみに、円周率を表すのにギリシャ文字のπを使いますが、これはギリシャ語のπεριμετρουの頭文字を取ったものです。
数学を知れば知るほど奥が深く、もう一度数学を勉強したいと思ったのではないでしょうか。
数学の日はまだまだ浸透されず、知らないという人も多いのですが、数学は人類にとって大きな明るい一歩となりました。
これからも数学の日を大切にし、数学の勉強に励みたいと思います。
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