家計簿を簡単につけるためのおすすめの作り方
- 2018.02.01
- 生活
今年の目標として、お金の管理をするために家計簿をつけたいと思っている方、多いのではないでしょうか。
家計簿というと「忙しくて毎日書く時間がとれない」、「面倒だし、どうせ続かない」と思ってしまいますよね。
そんな忙しくて3日坊主なあなたに、家計簿をつけるメリットと簡単な家計簿の付け方をご紹介します。
簡単にでもいいので家計簿をつけるメリット
お金の管理をするにあたって、家計簿をつけることはとても大切です。
家計簿をつけることによって次のようなメリットがあります。
家計の収支が分かる
1ヶ月ごとの入ってきたお金、出ていったお金をはっきりさせることができるので「今月はいくら貯金できたのか」、「今月は先月に比べていくら使いすぎたのか」などが分かるようになります。
1ヶ月あたりいくら貯金できているのが分かれば、欲しいものがあったときにいつごろに購入できるかも想像しやすいですね。
家計の改善点が分かる
家計簿は使ったお金を食費、通信費、住居費というように分類して記入するため、自分が何に多くお金を使っているのかを把握できます。
家計簿をつけていない場合、漠然と支出を減らしたいと思っていても、どうすればいいかは分かりませんよね。
しかし、家計簿をつけている場合は「外食費が多いな」と感じたら、外食費を減らすという目標を立てることができるのです。
簡単につけているはずなのに、家計簿が続かない理由とは?
家計簿をつけるメリットが分かったところで、どうして家計簿が続かないのかを考えてみたいと思います。
忙しくて書く時間がない
育児中の方や働いている方は、忙しくて毎日時間をつくることが難しいですよね。
すぐに片付けるべき仕事が多い中、家計簿をつける優先順位はどうしても下がってしまいがちです。
また、仮に時間があったとしても、今までやったことないことをいきなり毎日続けるのは意外と難しいものです。
「今日は眠いし、書かなくてもいいか」と思ってしまうこともあるかもしれませんね。
日つけ忘れただけでモチベーションが下がる
「家計簿を毎日つけるぞ!」と意気込んでも時間が取れなかったり、忘れてしまったりすることは必ずあるでしょう。
そのときに「昨日は家計簿つけてないから、今日は2日分つけなきゃ」と思ってしまい、それがプレッシャーで面倒になってしまうことがあります。
その気持ちが「そもそも毎日書くのは無理。やめちゃおう」という考えを引き起こしてしまうかもしれません。
誰にでも続けられる簡単な家計簿のつけ方
さて、それではどうすれば家計簿の記入を続けることができるのでしょうか。
そのカギは「毎日書かないこと」にあります。
毎日書こうとしたばかりに、面倒になったり、プレッシャーになったりするのです。思い切って書くのは月に1回だけにしましょう。
具体的にどうすればいいのかを紹介します。
【用意するもの】
- ノート(家計簿でなくても可)
- 小さめのポーチ
- 分類するカテゴリを決めておく(食費、交際費、交通費など)
【方法】
- 外出時には用意したポーチを持ち歩き、買い物をしたときのレシートを中にためていく
- その月が終わったときにポーチの中のレシートを、内容は気にせずに「どこのレシートか」を確認しながらカテゴリに分ける
例)スーパーのレシート→食費、新幹線の領収書→交通費 - カテゴリごとにレシートの合計額を足し合わせ、ノートに書く
例)食費合計:28000円、生活費合計:9800円 - 3で出したカテゴリごとの合計をすべて足し合わせて1ヶ月の支出を出す
- 収入から支出を引いて、1ヶ月の収支を出す
これだけです!この方法であれば、毎日レシートをためるだけで月に1回、自分が好きなときに家計簿をつければいいのです。
ポイントはカテゴリを細かく分けすぎないこと、小さい誤差を気にしないことです。
例えば、スーパーで1度に野菜、牛乳、洗濯用洗剤を買ったとします。
「野菜と牛乳は食費で、洗濯用洗剤は日用品で」なんて細かく分けていたら時間もかかってしまいますし、何より面倒ですよね。「これはスーパーのレシートだから、食費!」というように割り切って計算してしまいましょう。
また、小さい金額は無視してしまうことをおすすめします。10円単位で収支を計算して、「今月分の計算が合わない!」なんて気にしていると大変ですよね。
100円の誤差を出さないことよりも、家計簿を書き続けることの方が大切です。「家計簿は収支がざっくり分かればいいや」と、ドーンと構えているくらいが気楽でいいと思います。
皆さんもこの方法を実践してみて、今年こそは家計管理を始めてみてはいかがでしょうか?
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