就活に役立つ会社四季報の見方
- 2018.02.08
- 職業
就職活動をするにあたっては志望企業をどのように選ぶべきか迷うことがあると思います。
サイトで人気ランキング上位にランクインしている、よくテレビで見かける等の理由で選んでいませんか?
そのような理由で会社選びをされているの悪くはないですが、有名だからといってかならずしもよい会社とは言えません。
反対に、有名ではなくてもよい会社はたくさんあります。
重要な点はその会社の将来性、安全性や儲かっているか、何をしている会社なのか、ライバル会社との競争力はあるのかという点です。
社会人生活をスタートする際、どのような会社に就職するかにより今後の人生が大きく左右されるといっても過言ではありません。
よりよい人生を送るためにも自分で納得のいくまで調べ、就職活動が後悔のないようにしたいものです。
ではどのように調べたらよいか迷った時に活用していただきたいのが会社四季報です。
就職活動という切り口で会社四季報をどのように活用したらいいのか、ポイントをまとめてお伝えいたします。
会社四季報は株式投資家だけのものではない!就活での活用方法
会社四季報に掲載されている企業は約3600社あります。掲載されている企業は株式を一般の投資家でも売買出来るようになっています。このような企業を上場企業といい、一般の企業が株式を上場するには大半の会社の情報を開示しなければなりません。
会社四季報が就活に役立つのはどんな企業であっても、ほとんど同じ基準に沿って公開されている情報がつまっており、たくさんの会社を一定の基準で評価できる所です。
就活の際に会社四季報において役立つ情報は大きく分けて3つです。
企業の特色
四季報には企業がおこなっている事業の内容が記されています。また、事業に限らず他社との資本関係が明記されていることが多いので参考になります。
企業の設立年
企業としての設立年数が確認できます。起業して数年の新しい会社なのか100年以上続くような古い会社なのか調べることができます。古く続く企業はどんな試みをして会社を維持してきたかを調べることができます。比較的新しい会社はどのような分野で活躍しているのか、またその分野がどのような発展を遂げているのか調べたほうがよいです。
離職率
パーセンテージが高いほど離職率が高いということになります。
転職が珍しくない職種もありますので、離職率が高いからといって一概にブラック企業ということはできませんが、この項目を見れば人を選ぶ職種、企業であるということは予想できると思います。
就職活動での四季報の活用方法についてのまとめ
四季報は分厚く情報は膨大です。現代の情報社会において企業のウェブサイト、周りの人たちからの情報をインプットしすぎてパニックに陥ってしまうことがあるかもしれません。
大切なことは選ぶために調べているという本来の目的を見失わないようにすることです。四季報を調べるのは就活にとってあくまで補助的な要素です。およそ3600もの企業が掲載されていて、パッと見ただけではどこをどう見たらわからないかもしれませんが、見るべき項目を決めておけば比較検討が簡単にできると思います。
より良い就活にするためにも四季報をうまく活用していきたいものです。
しかし、あくまでも調べるだけですので、調べることが目標にならないように説明会の予約やインターシップの応募などに乗り遅れないように注意していきたいものです。
会社四季報に掲載されている企業の事業内容や業績の動向や財務内容を把握して人生の一大イベントである就職活動において
四季報を活用したことによって良い就活が出来たと感じていただければと思います。
コメントを書く